2017年6月15日木曜日

人生の共犯者

どうも皆様。
清水愛と申します。
はじめましての方ははじめまして。
二度目以降の方につきましては、いつも読んで頂きありがとうございます。
では本日もゆるゆると始めて参りましょう。

私のfavorite movieの一つに、「乙女の祈り」という映画がある。
実話を元にした映画で、
二人の少女が片方の親を殺害するという事件が元になっている。
多感な頃の少女達が親を殺害するに至るまでの心理を描いており、
私には衝撃的な映画だった。
まさに頭をぶん殴られるような衝撃を受けたものだ。
未熟な共犯者達。
彼女達は何を思って殺害に至ったのか、気になる方はどうぞ一度ご鑑賞を。
ちなみに、彼女達の一人は後にミステリー作家となっている。
幾つかの賞も受賞しているとのこと。
いつか読んでみようと思っている。

閑話休題。

貴方は誰かと秘密を共有したことがあるだろうか。
秘密の共有。
貴方が誰かと秘密を共有した時、
その誰かは貴方の人生に巻き込まれる。
その秘密の大小に関わらず、だ。
共有された人は、他の誰かに秘密を話すことも出来ず、
貴方の人生の共犯者となる。

数年前。
私はある男性から秘密を打ち明けられた。
命に係わる秘密。
私も彼に、私のバックボーンに係わる秘密を打ち明けていたため、
御相子となったわけだ。

そして、それ以来彼の姿を見ていない。
今でも闘病中であるのか、闘病の末に鬼籍に入ったのか。
それすらもわからない、ネット上のみの関係。

彼は私がSNSで綴る言葉を愛してくれた。
同じように私も彼の言葉を愛したのだ。
彼の言葉はとても独特で、とても難解で、そしてとても官能的だった。

彼の姿を見かけなくなってから、私は言葉を綴るのを止めた。
書けないのだ。
彼が居ないから。

けれど。
もう一度始めてみようと思う。
彼の元に届くように。いつか彼の目に触れるように。
また戻ってきた時に、「また下らないことをやっているぞ」と笑って貰えるように。
もう一度、私の言葉を愛して貰えるように。
そして、他の人に私の言葉を愛して貰えるように。

今日はここまで。
では皆様、どうぞ次にお会いするまで御機嫌よう。

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