清水愛と申します。
はじめましての方ははじめまして。
二度目以降の方につきましては、いつも読んで頂きありがとうございます。
では本日もゆるゆると始めて参りましょう。
今回はちょっと重め。
お許し下さいましね。
次はきっと、いつもの私に戻りますから。
さて。
まぁ色々と間が空きましたので…。
その間の事でもつらつらと書こうかと。
なに、最初はほんの小さな躓きだったのです。
ほら、よく御座いますでしょう?
人生におけるちょっとした躓き。
引っ掛かって、大地と熱い接吻を交わしたところから始まるのです。
普段の私でしたら何のことはなかったその躓きも、
立ち上がろうとする度に転び、転んでは立ち上がり…。
まるで幼子が歩行を学ぶ時の如く、転倒を繰り返していたのです。
そこで気付けば良かったのです。
「ああ、疲れているのだな」
と。
必要なのは多少の休養だったのですが…。
弱り目に大体やってくるのは大変なお誘い。
「うちに来ないか?」
という、第二世界でのお誘いに乗ってしまったのが11月。
そこから1月までは生活と第二世界での生活に追われる日々。
気が付けば襤褸になっていたのです。
「ねえ、なんで第二世界でまで疲れてるの?」
そんな夫の一言で漸く目が覚め、
1月の末に第二世界に入れなくなりました。
いや、物理的にではなく精神的に。
2月をぼうっと過ごして、心も多少癒え、
そろそろ3月になろうかという頃。
乳房に異変を感じ、妊娠検査薬で検査してみると、
陽性の反応。子供を授かったようなのです。
私は余りの動揺で、検査薬を持つ手が震えておりました。
検査薬が手から滑り落ちていきます。
動揺はしばらく収まらず、何度も検査薬で検査をしましたが、
結果は変わらず。当然です。
そもそも我が家は、
「子供は基本的に作らない。自然と出来たら考える」
というスタンス。
それが出来てしまったのです。
準備も何もあったものではありません。
そもそも私の心の準備が出来ておりませんでした。
育てられるのか?
親となれるのか?
そもそもお金は?
部屋はどうする?
そんなことをぐるぐると考えながら過ごすことしばし。
突然の出血に慌てて病院へ行くと、
妊娠の確定診断を頂きました。
腹を括ったのは、恐らく病院に行ったときでしょう。
胎胞を見た時に、我知らず微笑んでいたのです。
「ああ、これなら何とかなるだろう」
夫にエコー写真を見せたところ、
とても喜んでくれたのも、後押しとなって、
母になる覚悟を決めました。
そこから頑張って妊婦をしていたのですが…。
心拍が確認できた次の週の診察での事。
先生がエコーの機械を動かしながら慌てています。
「お腹の子が残念な事になっている可能性が高い」
と先生から告げられました。
実際、私がエコーの画面を見ても心拍がわからないのです。
前回はあんなにはっきり見えていたのに…。
覚悟はしておりました。
出血も多く、張りや痛みもかなりありましたし、
私自身の年齢の問題もあります。
たまたま旅行中であった夫に申し訳ないと思いつつ、
報告をして…。
今日妊娠初期での稽留流産と確定の診断を頂きました。
必要な処置はまた後日。
勿論落ち込んでいるのはいるのですが…。
何となくではありますが。
またすぐ会える気がするのです。
故に、始めた準備は止めるつもりはなく。
禍福は糾える縄の如し。
禍が今目の前に居るのですから、
次に来るのは福であると信じながら。
今日はここまで。
では皆様、どうぞ次にお会いするまで御機嫌よう。
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